私たちの物語は、レンタカー会社の経営から始まり、不動産会社の社長である知人からの相談がきっかけでした。
彼は「空室が続いている物件をどうにかできないか…」と言うのです。
私たちはさっそく、さまざまな方向から、物件の運用で収益を出せる方法を模索しはじめました。
その中で、海外からの観光客が増えている、つまりインバウンド需要が増えていることを耳にし、調べてみることにしました。
そして海外からの観光客数と、宿泊施設の数を比較してみたところ、ホテルの数が圧倒的に足りていないことに気づいたのです。
「空室を宿泊施設に転換してみてはどうだろう?」そう思いついた私たちは、すぐに行動を開始しました。
最初は右も左もわからず、思い返せば正直、当時のゲストには最高のおもてなしはできていなかったと思います。
そんなゲストからいただいた声に耳を傾けながら試行錯誤と改善を重ねるうちに、必要なサービスや提供すべきもの、省いた方がよいものが明確になってきました。
さらに運用方法のブラッシュアップを続けた結果、空室が続いていた家賃38,000円の物件は、月30万以上の売り上げを達成するまでに成長していたのです。
このような実績を積み重ねていくと、たいへん嬉しいことに物件オーナー様から別のオーナー様へと多数のご紹介をいただき、数十件の物件の管理依頼のご縁をいただくことができました。
そんな中、あるオーナー様に「紹介だけのサービスではなく、一般のお客様にもこのサービスを提供すべきですよ」と熱く背中を押していただきました。
その言葉が、私たちが民泊運営代行サービスを展開していくきっかけとなりました。